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Edger Scherkl氏からの《ギフト》・ウパース防衛

私とウパースのアマチュア・ペアに今回のセミナーに参加した感想文を書いて欲しいとのご依頼がありまして・・・・恥ずかしながらサラサラサラサは臆面もなく文章を書いてしまいました

犬界新聞12月号(既刊)とJKCのガゼット3月号に掲載される予定です。



Edger Scherkl 氏からのギフト
         (セミナー2013.12.13~15 野田スポーツ公園)
            
               アマチュア訓練愛好家・サラサラサラサ

          
 私は愛犬ウパース(G・シェパード牡3歳)とともに私の訓練先生が勧めて下さったこともあり、初めてEdgerのセミナーに参加いたしました。初日は一般家庭犬の訓練、二日目・三日目はIPOの服従と防衛に関するセミナーでした。私達は多くの方々と同様サンプル犬として二日間指導を受けて参りました。
 セミナーの三日間、天気はいいけれど寒風吹きすさぶ利根川河川敷で、Edgerは早朝から日没まで参加者のプロ・アマを問わず、また、家庭犬・訓練犬を問わず、実に熱心に心を砕いて細かく何度も教えて下さいました。この事によって、最終日には殆どの犬達が私達の期待している事を迅速に理解し、そして確実にレベルアップしているのを目の当たりにし、非常に嬉しい気持ちで一杯だったのと同時に、私は深い驚きを隠せませんでした。参加犬は4か月齢のパピーから世界大会出場経験のあるベテランまで、また犬種も様々でしたが、その全てのペアがそれぞれのレベルで多くの得る物があったセミナーだったと思います。
 三年前の私はIPOの訓練などアマチュアの自分に出来るのだろうかと言う不安がありました。私達ペアは諸事情から紆余曲折はあったものの、到頭良い訓練先生に巡り会い、練習を積み励まされ、最近になって競技会デビューを果たすこともできました。ようやっと訓練を楽しむための扉の前に立ったという状況であった私には、まだまだ課題が山のようにあるのがわかり、時としてその山の麓で怯えている自分がおりました。けれど今回のEdgerのセミナーでの成果が、その山へ登るための原動力となる《勇気》をどれほど私に与えて下さったか計り知れません。この《勇気》こそが、今回のセミナーでEdger Scherkl 氏が私に下さった《ギフト=GIFT》なのだと思いました。
この場をお借りして、Edgerとスタッフの皆さまに深く感謝申し上げるのと同時に、私がいただいたような《GIFT》をますます多くの愛犬家が共有なされることを心から願っております。」








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JAPAN SCHUTZHUND KLUB   2012/4/2

少し前のことですが、二月のこと。

私とウパースは JAPAN SCHUTZHUND KLUB に入会いたしました。

このクラブでは、ドイツシェパード協会(SV)が定めた IPO (Internationale Prüfungs
Ordnungen = 国際作業犬訓練試験規定 ) に基づき犬の訓練をしています。

A.  追求 (ヒトの足跡を追い、物品を発見したら告知する)
B.  服従 
(様々な作業をハンドラーの一声符の指示に従いこなしていく)
C.  防衛 (プロテクターを装着した防衛ヘルパーを探索し、禁足咆哮によりその動きを拘束し、又、その行動を阻止するため袖のみを拘捕する)

の三部門からなり、それぞれが1、2、3、というレベルに分かれています。1から始まり、3が最もレベルの高い作業内容となっており、各段階ごとに規定が定められており、それぞれに試験があります。
3の段階で初めて世界大会へ出場出来るレベルに到達すると言う具合です。
勿論、このA、B、C、の三部門全ての総合得点で評価され、又、極めて高いレベルでそれぞれが習得されていなければなりません。
そして、この訓練試験の前には犬の性格テストやハンドラーとの関係・調和や日常生活での様子など、作業犬として相応しい個体であるかの審査があります。それらで及第点を獲得しなければ訓練の試験すら受験することは出来ません。

詳しくは、IPOの規定書のリンクを左のコラムに張ってありますのでご覧下さい。
今年の一月に改定になり、新規定となっております。

ウパースと私はまだまだ初歩の基礎的な段階ですが、優秀な防衛ヘルパー先生である私の訓練先生とともに先月から本格的な防衛作業の練習に入りました。
事情があり、やや休止の期間がありましたが、自主練だけは自宅で続けておりました。


iphone_20120314203152.jpg

              咬みパッドで自主練   目がいっちゃってるね           

以下は先月からの過程をかいつまんでご報告いたします。

2月にシュッツ・フント・クラブに入会するも、三回ほどは防衛練習はせず、もっぱら服従と追求の練習のみ行いました。
これは、訓練先生曰く、初めての練習場に服従の意識を強く結びつけるようにする為。
ウパースの性質から、防衛はあまりにも刺激的で興奮する作業である為(訓練的には向いているという証拠なのでしょうが)、この練習場を防衛に結びつけるのではなく、服従の意識を第一義的に結びつけるようにする為です。

  3月16日 

訓練先生、上から下まで防衛ヘルパーが装着しなければならないと定められている防御服に身を包み、左腕にはごつい袖のプロテクター、右手にはソフトスティックを持ち、どこからどうみても、どでかいダンロップのタイヤマンのよう。
そして訓練先生、

「今日から意識を完全に入れ替えます!」 と高らかに宣言。

「・・・、むむ、いよいよ、始まるのですな・・・」 と胸高鳴る私・・・。

『意識を切り替える』とは、防衛作業はヘルパーの左腕を拘捕したら辞めの命令があるまで放してはならない作業。
これが、日常的に誰に対してもしてはならないのは当然のこと、対ヘルパー先生にだけ許される行為であると言うことを理解させなくてはいけません。
そして、いよいよ始まりました。
クラブのメンバーはこの新入りが一体どんな資質を持った個体であるかを検分する為、食らいつくように見ておられます・・・。

     うう・・・、緊張が私の背中を走る・・・。

ウパース君、咬みはなかなかいい感じです。
咬んでいる時はバクバクと咬み直したり、口元に隙間があったりしてはなりません。
バクバクすればすかさず訓練先生の右手で強制がなされます。
そして、拘捕中、訓練先生がソフトスティックを体に当てたり、大きな声を上げたり、様々な強い刺激を与えるも決して袖を放さないように、そしてこれが君のお仕事です、と教えておられます。
勿論、私も横で必死にウパースを褒めたり、指示したり、はたまた先生に叱られたり(爆)しています。
この辺はウパースは得意分野の様子です。
そして、「Bring!Sitz!」で袖を捕らえたまま停座。
そして、「辞め」の命令。
だが、辞めがやや遅い。
辞め(ロス)がかかったら、間髪いれずきっぱりと袖を放さなければなりません。
この時、訓練先生すかさず、ググ~っと、ウパースに挑むように何度も何度も踏み込んでいき、ロスの行為の強化を図ります。

とざっと、このような練習を大分してから、さて、服従に意識を切り替える練習ですが、いやはや・・・は~っ意識が全く服従に戻りません。
随分前から、この子は防衛の時の服従に苦労するタイプであるとは言われていましたが、その通りで、ヘルパー先生の袖に注視して、ヒ~だの、ハ~だの言って興奮し、少しも私を注視することが出来ません。
何分間か格闘し、とうとう最後にほんの少し常時の脚足停座で私を注視することが出来たので、すかさず褒め、終了。

      「ウパース、本当によく頑張ったね」と労ったものの、

       私、本当に、泣きたくなりました・・・

なんの為に、毎日毎日、コツコツとオビ練をしてきたのでしょうか!

  
  3月19日

訓練先生、又しても完全武装。前回と違うのは、右手にソフトスティックではなく、鳴り鞭をお持ちなのでありました。
地面に撓らせて打ち付けると

         ビシッ!    バシッ!!

と激しい音の出る鞭です。
この鞭で犬の体を叩く事は決してありませんが、やはり、どんな強烈な刺激にもお仕事を辞めない意志の強さを育てる為です。
今日は前回より更に訓練先生の突込みが激しくなっているようです。途中、ウパースが弱音を吐きそうになる瞬間もありましたが、その時は訓練先生がすかさず彼に指導をいれます。まあ、彼なりによくこらえて頑張っていました。
それと、前回のロスの強化が効を奏しているのでしょうか?ロスが随分良くなってきています。
ただ、まだ、自信がないのでしょうか。ロスの後、先生が踏み込むと後ずさりし目を逸らそうとします。
そして相変わらず、防衛練習後の服従はまともに出来てはいませんが、最後にほんの少しだけいいところが認めらるものの、まだまだです。
先生の突込みを目の当たりにして、

     「先生はどの犬にもこんなに踏み込んで訓練なさるのですか?」との私の問いに
     
     「はい、僕はいい犬であればあるほど踏み込んでいきます。」との答え。

嬉しい気持ちがする反面、防衛とは我が子を谷底に突き落とす勇気がなくては出来ない作業なのだ、と自分に渇を入れたい気持ちになりました。

  
  3月26日

訓練先生、完全武装に手にはやはり鳴り鞭。 
防衛練習の際には防衛用のやや長めのリードを装着しているのですが、この日の練習ではこのロングリードを私の手から離し、ウパースと先生だけのやり取りをする場面が多かったので、その点を先生に確認すると、

     「私から遠くにいてもやるべき仕事をきっちりするのだという意識を育てる為」とのこと。

私から離れて先生と対峙するウパースはどこかまだ頼りなげで、自信がなさそうに私の方をチラッと見て私に救いを求めているのでしょう。
先生にしっかり向き合っている様子ではないので、そのことを尋ねると、

     「彼はまだ未熟だからです」 との答え。

そうか、この部分をこれから育てていくのだと、ハッと思い至りました。

      やはり、獅子の子の谷落としである。
      
      ウパース! 谷底から自らの力で這い上がって来るのだぞ!!

そして、更に、遠隔からの拘捕の距離を短くしたバージョンの練習まで一気に進む。
これは、自主練で、ウパースを伏せで待機させ、私の持った咬みパッドを拘捕する練習と同じ事なので、割と直ぐに何をすべきかを理解した模様。

そして、最後の服従は先生が中間の地点に立っていての、招呼及び正面停座。
招呼と正面停座は得意中の得意であるはずのウパース君! 
やはり、途中の先生のところに引っかかり、もっと袖で遊びたい様子。
最初は意識は完全に袖に行ってしまっています。
二度目は、行きかけたが、私の所になんとか戻るも正面亭座ではなく、体の向きは完全に袖の方向へ。
やっとなんとか三度目ですんなり招呼で正面停座が出来たので、大いに褒めてつかわし、終了。

終了後に訓練先生は、先生とウパースだけでのやり取りに関し、
    
      「これが、オトコとオトコの闘いである! 
       ウパースの過去にはこんな闘いは存在しなかったので、これからです!」


とおっしゃり、爽やかに ニッ と笑うのです。

       あ~~~、クラクラ~~~、
       め、めまいが~~~


  
  4月 2日

この日は更に、前回と同様の訓練にプラスし、テント前での禁足咆哮から、袖の拘捕まで、を加えました。
毎回、訓練の後に思うことなのですが、私自身が訓練先生の要求していることを瞬時に理解しウパースに教えていくことが出来ずにもたつくことが度々あり、我ながらセンスのなさに腹が立つやら、悲しくなるやら・・・
で、この日は訓練仲間にビデオを撮っていただきましたが、余りに私がヘボく、恥ずかしいので皆様にはお見せせず、私だけこっそりと反省しながら見ることといたします。
いつの日か、
        
       どーだ、これがウパースの防衛だわさ!!


とドヤ顔で胸を張って両手を腰に当てて、皆様にビデオをお見せできる日が来るのでしょうか~?


訓練の内容の点では、現在のところは、犬の全ての行為はハンドラーの指示によるもののみ是認される、と言う段階での訓練です。
犬が自分の興味のあることを自分の気分の赴くままになすことを絶対に許してはならない、

    犬にとって強い興奮を伴うゲームはハンドラーの指示に従うことのみで与えられる

そして、

    一人でヘルパー先生に対峙する精神の強さと仕事への使命感を育てること。           

今はこ二点を徹頭徹尾、教えている段階なのだと理解しています。


        防衛とは究極の服従である   

とはこの事を意味するのだと再確認いたしました。




さて、今週末4月6日から8日まで岐阜県長良川河川敷にて、IPOのジャーマン・シェパードによる世界大会 WUSV の日本代表選出の予選会が開催されます。
ウパースのお父さんである

         トップ君    

がいよいよ満を持して初出場いたします。

そして、我が訓練先生も愛犬と出場致します。

二組ともに期待の星です。
心から応援しております。 是非とも世界大会へ出場できますよう祈っております。

そして、全国から選りすぐりのペアが今年は沢山出場するので、その戦いの行方がとても楽しみです。

次回のブログは予選会の報告です。

          どうぞ、お楽しみに~
  



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