スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

UPA-AS ━━ウパース━━ 名前の由来【1】 ウッシーの想い出 2012/5/26

5月26日

2009年のこの日、ウッシーが天へと昇っていった。

三年前のことである。

思えば、ウッシーほど、この世に生を受けてから数奇な運命を背負いながらも、一身に愛と訓練を受けおおらかにその一生を終えたシェパードはいなかったと思うほど、彼女の人生は一通りのものではなかった。

   
           Uschiet't PALMALEINEHOF (ウッシート パルマライネホーフ)




HIMG0194_edited-1_convert_20120529113939.jpg    
左が息子のバルト                              右がこの記事の主人公ウッシー

彼女はベルギーに生まれ、幼い頃、京都のMさん(IPOにおいては日本のカリスマ的存在である)が日本には無い血統の子として白羽の矢を立て日本に連れて来た。
ゆくゆくはM氏の所有する


           Orry von Haus ANTVERPA


と交配し子孫を残すことになる。
この Orry (オリー) というウルフカラーのシェパードは生涯において 、IPOの全シェパード(WUSV)と全犬種(FCI)の二つの世界大会を通算三度世界のトップに君臨するという、未だかつて無い偉業を達成した犬である。
恐らく IPO (このブログのこの記事に簡単に書いてあります) にかかわる人間ならオリーの名を知らぬ人はいないであろう程の名犬なのであった。


そして、一度ウッシーは京都でオリーとの間に仔をもうけた後、関東のN訓練士に譲渡され、そこでいよいよ本格的な IPO の訓練が始まるのであった。
N訓練士の下でも更にもう一度オリーとの間に仔をもうけることになるのであるが、その時は5頭の仔が産まれ、その中で唯一の男の子であった バルト がやがてウッシーより一足先に我が家に来ることになるのである。
今日はバルトのことは後々大事なことを沢山書かなくてはならないので、ウッシーに関しての話だけを進めたいと思う。

N訓練士の弛まぬ努力と才能、そしてウッシーが彼女自身の本来持っている希求性の高さとのびやかな資質があいまって、遂に 

       WUSV の日本代表の座を勝ち取り


世界大会(この年はオーストリアで開催された)へと進出を決めたのであった。

       
       2002年の秋のことであった。
       
この時の日本での予選会の成績は、追求、 服従、 防衛、
この三部門中、なんと服従と防衛の二部門において第一席であった。
(追求に関しては、皆さんどうぞ聞かないでください・・・。)


img017_edited_convert_20120529114634.jpg
2002 WUSV 世界大会日本代表選考会にて 防衛作業





そして、世界大会を終え無事帰国してからしばらくして、競技生活を引退することとなり、我が家の犬環境を気に入っていてくださったN訓練士ご夫妻との話し合いで我が家で終生暮らすこととなったのである。

その時の条件はこうだった。

       医療費、食費 などの経費は一切N訓練所で負担するので、
       サラサラサラサはウッシーを可愛がってくれるだけでよい。

この尋常ではない申し出はウッシーの死に至るまで終生守られた約束事であった。
こんなにありがたい申し出と非常に優秀な訓練犬と暮らせることを断る馬鹿者はいないだろう・・・、と言うことで先に我が家に来ていた息子であるバルトとの折り合いも非常に良いことも重なって、ウッシーは競技生活にピリオドを打ち引退後、我が家にやって来たのである。


ウッシーは殆ど黒い被毛で覆われ(足先が茶色く、後脚の内側が白い)、首から背中にかけてゆるやかにウェーブがかかり、尻尾などは地面に引きずる程長く(また尻尾の先端の毛が可愛らしくカールしていた)、その艶やかで真に深い黒色の輝きが彼女の固く引き締まった筋肉質の大きな躯体をことさら優美に、又しなやかに見せていた。
彼女に接した人は、その人懐っこい性格と美しい風貌故に、必ず彼女の魅力に賞賛の声をあげてくれたものだった。


PIC_0071.jpg
陽を浴びて黒い被毛が美しさに輝く


PIC_0009-2.jpg   PIC_0022-1.jpg  PIC_0004-3.jpg  PIC_0023-1.jpg 
画像が古くて小さくて、ごめんなさい・・・。  庭で遊ぶウッシーとバルト





ウッシーはこうして7歳半にして人生で初めて一般の家庭犬としてそれ以後6年の長きに渡り、普通に家の中で私たちとともに暮らし、庭ではバルト相手にふざけあい、森や山を駆け回り、川で泳ぎ、存分に彼女の後半の人生を楽しみ、遂に13歳半となった5月26日その人生を閉じたのであった。

HIMG0268_edited_convert_20120529122849.jpg
ウッシーの天昇前一ヶ月  もう後脚はサポート無しでは立ちません 4月の庭で 山吹が咲いているよ ウッシー大好きだよ! 








雲ひとつ無くこれ以上望めない程爽やかに晴れ渡った朝のことであった。 












 お願いだ~! ポチっとね~~!
ただ今、シェパード部門で12位
下の写真は三代目 ウパース だぜ~

    

にほんブログ村 犬ブログ ジャーマンシェパードへ
にほんブログ村
スポンサーサイト

コメント:

サラサラサラサさんへおわんわんわんより 違うか! ひなひな : 2012/06/01 (金) 18:40:12 修正

こんにちは ウッシー嬢の犬生は楽しく華やかで又優雅でどこでも愛されたことが生まれの稟性をさらに素敵に飾ってくれたのですね
シュッツの血を持った子はそれなりに優秀で才能のあるトレーナーによってさらに開花することができますよね
世界大会そして家庭犬の世界 どちらも徹底的に満喫して成果を出した犬はあまりいないかと思います
素敵なブレインに囲まれたウッシー嬢
日本に来てくれた事(日本に呼んだ事)託してくださったNさん 彼女の内面と日々生活をなさったサラサラサラサさんが素晴らしい事    ベルギーの繁殖者さんも幸せだったと推測します

で、ウパース君の名前の由来 

その前にバルト君についても宜しくお願いします

いつか訓練見にいくど!

おわんわんわん、あ、違うか!ひなひな様へ サラサラサラサ : 2012/06/02 (土) 13:40:41 修正

ひなひな様


コメントありがとうございました。
ひなひな様のコメントの端々から、訓練に造詣の深い方のコメントだということが香り高くプンプンとにおっていましたぞ・・・!
もしかして、私の存じあげている方でしょうか?

いずれにしましても素人の訓練マニアが勝手なことを書き散らしておる・・・とご容赦くださいませ。

名前の由来は長い長い物語です。ボチボチ、書いていきますので今後とも宜しくお願いいたしますね!

ウパース君は資質的には大変面白いのですが、何せ私が彼の足を引っ張っております・・・v-406
ひなひな様が訓練を見にいらした際には、どうぞ、腹を抱えて笑ってやってください~~v-411

ジェリー母 : 2012/06/06 (水) 15:21:33 修正

ウッシーの功績は素晴らしいものでしたね。そして 引退後は恵まれた環境で過ごし、
ウッシーの生涯はシェパードとして とても幸せな日々だったのではと思います。

シェパードのきりっとした作業はとても魅力的!
そのシェパードに魅了された サラサラサラサさん。

ウパース君とも楽しく、訓練がんばってね!

ジェリー母さまへ サラサラサラサ : 2012/06/09 (土) 15:44:16 修正

ウッシーの訓練や人格形成には私は一切関わっておりませんので(爆)、大変すばらしかったのだと思っております...。

ウパースの訓練では、時々、遅遅とした歩みの中に、突然ポンッと次のステップを理解して一足飛びに何かを掴むことがあり、驚くことがあります。中々次に進まないな~と諦めないことが大事なのですね。

ところで、ジェリー母さん、Kikopup のビデオの前足をクロスさせるダンスのクリッカートレーニングの方法がわかったら教えて~!!
    
http://www.youtube.com/watch?v=50KJVv9Zwe0&feature=my_favorites&list=FLeo87AFxdzFt5rDFvkLaBRA
修正用パスワード :

管理人にのみ公開 :

<<前の記事へ 次の記事へ>>

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。